保険でできる白い歯White Teeth
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保険内でどの歯まで白くできるか
前歯~第2小臼歯(前歯から数えて5番目の歯●●)までは、無条件に白くできます。
前歯~犬歯(赤色の部分●)は見える表側は白、見えない裏側は金属になります。
第一小臼歯、第二小臼歯(緑色の部分●)は、金属は一切使わない白い被せ物(CAD/CAM冠)と呼ばれる白い被せ物が適応になります。
第一大臼歯(橙色の部分●)は、白い被せ物(CAD/CAM冠)が適応になります。ただし第一大臼歯の1つ奥にある第二大臼歯が抜けていないことが必須条件です。
第二大臼歯(青色の部分●)は、皮膚科専門医による金属アレルギーの診断書があれば、白い被せ物(CAD/CAM冠) が適応になります。
ただし、歯科材料に用いられる金属に対しての金属アレルギー診断書が必要になります。例えば、金、銀、パラジウム、ニッケル、銅、コバルトクロム等です。
保険の白い被せ物の材料
前歯~犬歯(赤色の部分●)の保険治療で使われる白い被せ物の材料は「硬質レジン」と呼ばれる歯科用プラスチックです。金属冠の表層に築盛して製作します。保険適応なので治療費が安いというメリットがありますが、時間が経つと段々変色してくるというデメリットがあります。また内冠が金属のため、金属アレルギーの心配もあります。
第一小臼歯、第二小臼歯(緑色の部分●)、第一大臼歯(橙色の部分●)、第二大臼歯(青色の部分●)の保険治療で使用される白い被せ物(CAD/CAM冠)の材料は「ハイブリッドレジン」と呼ばれる歯科用強化プラスチックです。コンピューター上で被せ物を設計し、ミリングマシンという機械で製作します。自費で用いられるセラミックの被せ物に比べると強度や色味の正確性、色調の持続性は劣りますが、価格的には大幅に安価となり、周囲の歯と調和したものを入れることができます。
また金属を一切使用しない被せ物ですので、銀歯のように経年劣化で腐食し、金属成分が体内に溶け出してしまう心配はありません。金属アレルギーの心配もありません。
CAD/CAM冠についての詳細についてはコチラをご参照ください。
治療期間
型採りをしてから7~10日後に歯が入ります。